建設業の会社設立
(1)建設業の会社設立を検討されている方へ
建設業で会社設立される方は、以下のような声を頂きます。
建設業をはじめるにあたり、許可申請・経営審査などについても相談したい・・・
建設業をはじめるにあたり、専門的な注意事項などを聞きたい・・・
個人事業から会社設立をするメリットは本当にあるのか・・・
当事務所では、そのようなお客様のニーズにも、1つ1つ個別のご提案をさせて頂きます。
(2)建設業で会社設立するときのポイント
建設業の許可申請
建設業許可の取得する、あるいは取得を目指すのであれば、許可を受けるための要件を
押さえていく必要があります。
これは、以下の3つすべてを満たす必要があります。
1)財産的基礎を満たすこと
・自己資本の額が500万円以上あること
・500万円以上の資金調達能力があること
2)経営業務管理責任者がいること
・許可を受けようとする業種に関して、5年以上の経営経験を有する者
・許可を受けようとする以外の建設業の業種に関して、7年以上の経営経験を有する者
・許可を受けようとする業種に関して、7年以上の経営業務の管理責任者に準ずる地位にあって、
経営業務の補佐をしていた経験を有する者
3)専任技術者がいること
・高等学校(又は大学)で許可を受けようとする業種に関連する学科を卒業し、5年(大学では3年)以上の実務経験を有する者
・許可を受けようとする業種に関して、10年以上の実務経験を有する者
・許可を受けようとする業種に関して、別に定める国家資格を有する者
建設業における資本金
建設業で会社を設立しようと考えた場合、まず初めに悩まれる部分が資本金をいくらにするかという部分です。
会社法では、資本金に関しては1円以上であれば、会社を設立することは可能です。
また、資本金が1000万円未満の会社については、設立後2期分の消費税が免除されるという特典があります。
そのため、建設業を行っていく人にとっては、500~1000万円未満にするのがお勧めです。
建設業における資金繰り
会社を設立しても資金繰りを考えていなければ、倒産してしまいます。
特に、創業期は、資金調達で苦労します。
お得な助成金制度の活用や融資制度の活用、節税策など、不安定な資金繰りを改善させるテクニックを、豊富な実績とノウハウのもと、積極的にご提案いたします。
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